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のきさき市にて折り紙建築

応急危険度判定の熊本派遣も終了して、
5月15日(日)鹿児島騎射場のきさき市に
出店させて頂きました。

のきさき市

昨年と同様、折り紙建築。
スタッフ延6人、来客数58人でした。
1時間作品作りに没頭するお父さんもおられました♪

折り紙建築

(shiga)

応急危険度判定士派遣一時終了の報告【平成28年5月6日17:00現在】

皆様のご協力により、熊本県へ応急危険度判定士として
多数ご参加していただき誠にありがとうございました。

このたび鹿児島県からの応急危険度判定士の派遣が
下記理由により平成28年5月5日にて
取り敢えず一区切りをつけることになりました。




●災害から3週間が経過して、余震もおさまりつつあることから
 応急危険度判定は2次災害を防ぐという趣旨であることを考えて
 とりあえず一旦、熊本県外からの判定士派遣を終了する。

●災害範囲が多く全ては回りきれてないが
どこかで一旦区切りを つけないと
仮設住宅建設という次のステップに進めない。

●回れてない箇所については熊本県内スタ ッフで順番に回る予定。




とのことです。

今回のことで各々感じたことがあったかと思います。

例えば「応急危険度判定士制度」に対して
世間への理解度や周知の不足など様々な問題点が
浮き彫りになったと感じています。

まだまだやるべき事はあるかと思います。

九州はひとつ!
これは「パッション」という九州独自の
研究集会イベントから生まれた言葉です。



私たちに出来ること・・・
きっとあるはずです。

職能を活かした活動や法整備、そして提案が出来るはず。。。
建築士会は今後も走り続ける存在を目指します。






      (toku)





応急危険度判定士の派遣活動

熊本県の被災地に対して、鹿児島県建築士会も
いよいよ応急危険度判定士の派遣活動が始まりました。


sIMGP9718.jpg


現場は急ピッチで復旧を進めているものの
インフラの被害状況は深刻です。


sIMGP9724.jpg



sIMGP9759.jpg


調査する建物に関しましても
見るからに危険な建物は危険判定できるのですが


sIMGP9738.jpg




sIMGP9739.jpg



sIMGP9749.jpg




一見すると大丈夫に見えても
危険判定せざるを得ない建物があります。


sIMGP9767.jpg


まだ新しい建物なのですが
シャッター開口部に対して体力壁が足りなかったのでしょう。

表札の下に見えますが赤い「危険判定表」になります。
このように応急危険度判定士が判断することで避難してもらい
余震による2次災害を回避するのが役目になります。

前震で構造がダメージを受けた場合、例え建物が倒壊せず
丈夫そうに見えても、本震や余震の事を考え
構造的に危険と判断されることもあります。
接合部分が損傷を受けている場合、補修しないと危険だからです。

注意して欲しいのは危険判定されたからと言って
解体しないといけないのでなく
「このままでは危ない」と言うことなので
先ほどの新しい建物は、建物を引き起こして補強すれば
今後もまた住む事が出来るのです。
決して再使用不可ということではありません。



sIMGP9730.jpg


そういった意味では黄色の注意判定も多かったです。

また、調査していて思ったのは、被害を受けていない建物は
やはりきちんと壁量配分されている建物が多い印象で
古くても、瓦が乗っていても、壁量があるものは倒壊していませんでした。

ただ、もともと地下水の多い地域だったために
「揺れ」自体が大きく、停めてある車そのものが動き
車のボディがへこんだり、塀を壊している例もありました。


sIMGP9756.jpg


それぐらいの揺れであったと言うことです。

地域によっては水道・電気ともに復旧しているのですが
道路を挟むとまだ復旧出来ていないなどバラツキがあるようです。

お店によっては飲食店でも再開しているところもあり
支援物資も徐々に回り始めている印象も受けました。


sIMGP9705.jpg



建築士会は引き続き、応急危険度判定士として
建物の判断を「応急」に行ってまいります。

まだまだ調査メンバーを募集しておりますので
参加可能の方は参加可能の日程を明記して
登録申込代理メール送り先 → t_suikajp@yahoo.co.jp
もしくは青年部FB(FBページ←クリック)にて参加表明をお願い致します。
宜しくお願い致します!






        (toku)




 



※被災地支援についてのお知らせ 【平成28年4月18日10:00現在】

青年部より案内がありましたので
下記に記します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

青年部の皆様、おはようございます。
ご存知の通り、熊本大分地震の被災状況が
明らかになりつつあります。

事務局と協議した所、下記の回答がありました。

○応急危険度判定の要請が福岡県⇒鹿児島県⇒建築士会
 にくる予定。
 青年部としては参加可能な方の名簿を作成して欲しい。

○4/15金の時点で18~19名の名簿をすでに鹿児島県に
 提出している。

○4/16土は中止、4/17日は鹿児島県4、鹿児島市3、
 事務所協会4、計11名が応判に参加。

○4/18月以降の参加要請は今の所、事務局にきてないが、
 今後くると考えられる。

追記:応急危険度判定士の資格がない方も協力できる活動が
   でてくるかもしれません。
   例)九州ブロックの方で避難所にプライバシー確保の
     簡易間仕切り壁を作る活動の動きがあります。
    詳細が分かり次第、ご案内致します。


どうぞ宜しくお願い致します。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



以上の事を踏まえ
参加可能な方は、協力出来る日を明確にし
建築士会事務局(TEL. 099-222-2005)まで連絡をするか 
※連絡先をメールでのやり取りに集約するとの事です。
登録申込代理メール送り先 → t_suikajp@yahoo.co.jp
もしくは青年部FB(FBページ←クリック)にて参加表明をお願い致します。



    (toku)



 

※地震対策及び応急危険度判定士に付いて【平成28年4月16日AM10:00現在】

■■■情報が錯綜しておりますので
挨拶は省略してこれまでの経緯と報告をいたします。

●4月15日13:30頃
福岡県建築士会より鹿児島県建築士会へ
応急危険度判定士の
「参加可能な人数の確認」要請が来ました。

これがMLやFBで拡散されたのですが
あくまでもこれは参加可能な人数の確認が目的です。

●4月15日16:00頃
「16日(土)17日(日)に参加できる方は参加してください」
という旨の情報が出ましたが、これは誤報です。

あくまでも参加可能な方は事務局を通じて「参加登録」を表明し
県からの指示を待つと言うことになります。

●4月15日19:00頃
各県から10名うち建築士会3名派遣すると言う連絡がありますが
この時点で、出水支部の会員が距離も近いと言うことで
鹿児島からは3名の派遣メンバーが既に決定しております。

●4月16日8:00頃
余震の激しさから一時、派遣を見合わせる達しがありました。
二次災害や二次遭難を避けるためと思われます。
再度調整のうえ、県から建築士会事務局へ指示が出るまで
待機ということになりますが、来週以降の要請になれば
鹿児島市内からも協力を求められる可能性があります。

※協力希望者は事務局へメール及び月曜日以降に
電話を願います。

尚、情報メール等に部会長の連絡先が記載されていますが
部会長自身は連絡を中継するだけですので
情報の混乱を避けるために
建築士会事務局(TEL099-222-2005)に集約してください。

事務局へ表明後、連絡待ちということになります。

勝手に行動するとガソリン不足や交通困難
食糧不足や宿泊先確保など逆に混乱を招く可能性があります。

熊本県の要望にあった対応をしたいと思っておりますので
迅速な行動を確保するためにも落ち着いて行動を起こしましょう。




                     (toku)




プロフィール

sikaiseinen

Author:sikaiseinen
(社)鹿児島県建築士会青年部のブログへようこそ!
建築士会からのお知らせ、イベントなど随時更新していきます。
建築、まちづくり、その他建築士の職能を活かした活動を展開中です。
どうぞお気軽にご覧下さい。

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